アルミは電気の缶詰でリサイクルの優等生

会社分析

環境問題も見方はいろいろ

昨今、ESGやSDGsが騒がれていて

地球温暖化や気候変動で地球がもたないともいわれている

僕は地球温暖化は温室効果ガスよりも単純に地球の気候は一定でなく

周期的に温暖化と寒冷化を繰り返すだけだと思っています。

はっきり言って環境問題にはあまり熱心ではないです。

しかし、ケチな性格なせいかリサイクルや二次利用、省エネというのは大好きです。

家を温めるにしても少ない燃料で効率よく温めることに越したことはないですよね

開封がめんどくさくてごみが増える過剰梱包なんてなくなればいいのに

資源が注目されいる中でアルミニウムを調べたら驚いた

アルミニウム

鉄以外の金属で非鉄金属に分類されて中で最も一般的な材料です。

身近なものにもたくさん利用されています。

特徴として、軽い、加工しやすい、錆びにくい、熱や電気を通しやすい

利用しやすい要素がたっぷりあります。

そして、リサイクル効率が高い

アルミの原料ボーキサイトからアルミを精製するには、

大量の電気を食います。

1tのアルミニウムを生成するのに必要な電力は約15,000kw

3人世帯の一般家庭で消費する2年7か月分の電力を使います。

その為、「電気の缶詰」と呼ばれています。

エコでない

しかし、精製後にアルミ缶やアルミサッシになってから

リサイクルされる時は同じアルミニウムを生成するのにたったの3%の電力で

1tのアルミニウムが出来てしまう

アルミ缶は94%がリサイクルされているので

廃棄アルミ缶➡リサイクルを繰り返し循環リサイクルし続ける

クローズドループリサイクルを生み出せる資源です。

アルミをリサイクルしている上場企業

(株)大紀アルミニウム工業所 (5702)

この会社の株を買いました。

アルミニウムスクラップを用途別に成分管理の上、溶解・鋳塊された合金のことを

アルミ2次合金地金と言いますが

アルミ2次合金地金の国内トップ企業。

アルミスクラップを金型成型するダイカストや砂型で成型する鋳物になる

合金にして、主に自動車部品に使われている。

アルミ缶が自動車部品に変身するんですね

会社の売上の内半分は海外で世界中でアルミスクラップを集めて

アルミ合金を作っています。

売上にはムラがあります。

自動車業界の景気によって売上は左右されてしまいます。

景気敏感株?

ただしここ近年は売上げはムラがあるのに営業利益や最終利益は

右肩上がりでうまく稼げる会社になってきているように思えます。

で、今年は中国で電力不足になり安くアルミニウムを提供することが

出来なくなりアルミニウムの価格が上がったことで

売上は伸びて、収益力が伸びている所にブーストがかかりました。

第一四半期と第二四半期に上方修正、第二四半期と第三四半期には増配と

絶好調です。

ESG投資のEのエコロジーを唱えているファンドはこういう会社に投資するべきだと思います。

ここの会社の株を買ってから、アルミのリサイクル意識が高くなり、アルミとスチール缶の分別は

しっかりとやるようになりました。

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