エイトレッドの1Q決算

会社分析

私の持ち株エイトレッド(3969)の第一四半期の短信が発表されたので見てみたいと思います。

どんな会社

会社内の書類手続きを紙と判子を使わずにパソコンやタブレット上から行えるようにするソフトウェア、ワークフローソフトを開発販売する会社です。

この会社は利益率が高く営業利益率は30%を超えている。売上規模は15億ほどしかないが、順調に業績を伸ばしており、9期連続最高益を更新中である。

ソフトクリエイト(3371)が51.4%の株式を保有している。2007年にこの会社から事業分割して設立された。2016年東証マザーズに上場して2019年3月に東証一部に上場した。

ワークフローソフト専業で、製品は中小企業向け「X-point」大企業向け「AgileWorks」、「X-point」のクラウドサービス「X-point Cloud」、クラウドアプリケーションプラットフォーム「ATLED Work Platform」の4本だてで、特徴は、グループウェアとの連携が取れること、フォーマットが紙と判子と同じものを使うことが出来るので、使う人を選ばないこと、アドオン開発など顧客ごとのカスタマイズはしない方針なことらしいです。ちなみ私が勤めている会社は紙に判子が必須です。

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過去の業績

2020年度の実績は下記の通りでほぼ会社予想通りだった。

売上高営業利益
実績1623588
目標1600560
(百万円)

上方修正はなく淡々と業績を積み上げていく感じ

配当金は年間16円、配当性向29%で年々配当性向は低くなるが、増配は続いている。

今回の決算発表

今回の実績と進捗を簡単にまとめ

実績進捗率目標
売上高39822.2%1790
営業利益13320.5%650
経常利益13921.4%650
一株利益9158.35
(百万円)*1株利益除く

2019年とほぼ同水準で営業利益率も平年並みなので、ごく普通の決算になると思う。ちなみに去年は前年同月比79%だったので翌日ストップ高した後翌々日ストップ安並みに株価が下がった。今年は前年同月比は12%

製品別の売上高の表

パッケージのAgileWorksは伸びているが、X-pointはクラウドシフトの影響で減っている。しかし、X-pointはクラウドに置き換えられているのでクラウドの伸びが顕著なのは好材料かと思う。

まとめ

業績と反比例して株価の変動が激しい銘柄なので一四半期ごとの業績に一喜一憂せずに、年間の業績を念頭に入れて大きく下がるときがあるので恐怖に立ち向かい買い増しして、優待と配当をもらいながらホールドをするのがいいかな。

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