14年連続増配の企業
たったの2社だけなんだ。
連続増配の難しさ
2502:アサヒグループホールディングス
説明不要な有名企業
アサヒビールは生ジョッキ缶が品薄になるほど大人気
アサヒ飲料は、カルピス、三ツ矢サイダー、ウィルキンソンなどいいブランドいっぱい持ってます。
去年はコロナによる外出自粛や時短営業でダメージは受けた
時価総額も売上高もライバルキリンを少し上回っている
有利子負債もライバルキリンを上まわっている
ビールの出荷本数はキリンに首位を11年ぶりに明け渡したけど、本数じゃない売上高にこだわるつもりみたいなので気にしなくて良さそう
飲料はコカコーラには劣る印象は否めない
配当性向36.3%は余力十分だが、
自己資本36.7%で有利子負債が利益余剰金より多いのはちょっとこけたら怖いっす
4547:キッセイ薬品
泌尿器、腎臓透析、内分泌などの医薬品製造
未充足医療(有効な治療法が存在しない疾患に対する医療)を頑張るみたい
特許切れや新薬による浸食など環境はあまり良くないようで
今期は赤字予想で、直近2年の営業利益が3年前の半分以下になっていた
そんな赤字予想なのに配当性向が78.2%なのは株売却で特益があったから
じり貧感が伝わってくるので、自己資本81.6%増配余力は厳しそう
立て直そうにも医薬品開発は軌道に乗せるのがとても大変で予想しづらい
20位のまとめ
アサヒグループはまだ増配する余地は十分で、
業績も順調に伸ばしそうなので、
増配期間を更新していきそう
しかしキッセイ薬品はこのまま新しい柱が見つからないと連続増配ストップしてしまいそう
20位ぐらいになるとリスクっぽいものがちらっと見えてきた。
22位以降のランキング
さて、連続増配期間14年は2社だったが
連続増配期間13年22位は一気に9社に増える。
14年前は2007年でリーマンショックの壁があるんだろうか
連続増配期間12年31位は18社
連続増配期間11年49位は21社
ここで四季報のランキング特集は終了
きっと増配期間10年は100社ぐらいあるのだろうか?
あとはコロナのダメージを受けちゃって先行きが読めないので
配当を据え置きしたため、増配期間リセットされちゃった優良企業は除外されちゃっている
でも、ランキングに乗ってくる会社は「連続増配~年」という意地でも増配する姿勢は心強いかも(無理は禁物だけど)
そしてランキングの22位から49位こそ
一通り調べることで今後10年20年増配を続けて30年連続増配企業が生まれるかもしれないから
今後ともしばらくはランキングを一通り見ていきたいと思います。
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