四季報連続増配期間ランキング31位は18社
四季報の巻頭特集、連続増配期間ランキングの31位は18社でした
連続増配期間は12年、12年前はちょうどリーマンショックのダメージを受けた頃ですかね
あの時は、社会人2年目ぐらいで、勤めている会社の業績が半分になったから厳しかった。
「株はマネーゲーム、株価が上がっても普通の人は誰も得をしない」って言う人がいるけど
株価が下がると普通の人の給料下がってボーナス無くなってリストラの対象になることを
この時身を持って経験しました。
株価が上がる時はその汁を吸った方がいいに決まっている訳です。
当時に今のS&P500インデックス投資信託みたいなものを知らなかったことが悔やまれます。
さて、身の上話はこれぐらいにして
業種別で集計すると
建設 | 1社 |
化学 | 3社 |
金属製品 | 1社 |
電気機器 | 1社 |
輸送用機器 | 1社 |
情報通信 | 4社 |
サービス | 1社 |
その他製品 | 2社 |
卸売業 | 2社 |
小売業 | 2社 |
情報通信が4社と一番多くて、製造業では化学が3社と多い
けど業種はあまり関係なくて経営の仕方による要因の方が大きそう
この下位ランキングこそこの先10年20年以上続く増配企業があるはず
一個ずつピックアップしていきます。
一気18社は無理なので4~5社ずつぐらい見てきます。
1925:大和ハウス工業
建設
国内最大手の住宅総合メーカー
賃貸住宅、商業施設、物流事業施設が得意らしい
賃貸と戸建ては回復だけど、ホテルとゼネコンが苦戦
アメリカにスタンレーマーチンという新築戸建て会社も参加にあって
海外展開もしている。
新築住宅へのこだわりは日本人が異常ですけどね
データセンタや公設市場再整備の需要を開拓する
データセンタ市場規模2兆円で5年で150%ぐらい成長しそう
公設市場は9.5兆円前後と横ばいだけど卸が減って産地直送が増えて比率が変化しているので今後成長分野としては面白いかも
成長のロードマップ作りはしっかりとしている印象
時価総額 22,339億円
PER 10.2倍
配当性向 35.8%
自己資本比率36.3%
自己資本比率は規模のデカイ建設業としては借りて回した方がいいから仕方なし
配当性向は低めなので増配余力もあるね
2186:ソーバル
サービス
組み込みソフトウェア開発の技術者派遣で開発支援をしている
絶好調ソニー、トヨタ、変化中の日立、キヤノンなど大手有名企業の名前が挙がっている。
AIと自動運転開発を頑張るとのこと
でも売上は横ばい、営業利益もコロナでダメージ受けて戻っても横ばい
時価総額 86億円
PER22.1倍
配当性向 68.3
自己資本比率75.3%
自己資本比率は高いが配当性向も高い、増収増益しないと配当性向がどんどん上がってしまいそうで怖い。
2352:WOW WORLD (旧社名エイジア)
情報通信
社名がエイジアから7月に社名変更
名前はインパクトある名前になったかな
正直言うと、棚卸代行のエイジス(4659)と混同してたことあります。申し訳ございません
メール配信を利用したマーケティング促進ツールをソフトの開発と販売が業務の柱
M&Aもやる気らしい
時価総額402億円
PER11.5倍
配当性向35.1
自己資本比率53.8%
PER11.5倍?えらく低いのは21年度が減益だったから?
飛びつくなら減益の理由を探してからにしたほうが良さそう
3191:ジョイフル本田
小売業
ホームセンター大手
関東圏で展開されているが関東在住歴2年で近場にないので
あまりよく知らない
超大型の店舗が多いらしいです。
昨年度はコロナでホームセンターは買われましたが今の株価は落ち着いている
時価総額1402億円
PER11.9倍
配当性向28.5
自己資本比率53.8%
配当性向は低めで余力あるし、売上と営業利益も増える予想
コメリ、アークランドサカモト、DCMホールディングス、コーナン商事あたりと比較したほうがいいですよね
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