今日は第15回 日経IR・個人投資家フェアオンライン2020へ参加しました
去年は8月に東京ビックサイトでやっていた時に参加してほぼ一日中各ブースを回っていました。NTTがロードバイクのワールドサイクリングチームのスポンサーになる話(1シーズンのみで撤退決定という残念な結果)を聞いたり、勤務先と同業種のブースで一般人装って話したり、知らなかった会社をたくさん知ったりした。ブースで話を聞いた会社の中では、アズワン株式会社<7476>が一番パフォーマンス良かった。結局買えずじまいだったんだけどね。
というわけで、かなりイベントを楽しみました。
しかし今年は新型コロナウイルスの影響でオンラインで、会社関係者とはチャットのみのやり取りで直接話が出来ないのが残念すぎた。
面白そうだと思った会社を上げてみます。
東映アニメーション<4816>
11月28日の株価 7410円 PER43.3倍 PBR3.87倍 配当利回り0.58%
「ONE PIECE」「ドラゴンボール」「スラムダンク」「プリキュア」・・・・
タイトルを上げたらキリがない有名なアニメをたくさん手掛けている会社です。
アニメ制作会社ですが、実は売上の多くはそのアニメの版権、ライセンス収入が54%を占め、49%が海外からの収益だそうです。
アニメ制作をして、その作品のブルーレイなどの映像販売、ゲームなどの版権、グッズなどの商品へマルチユースに販売して経常利益率30%ROEは16.1%と優秀な利益体質だが
実はアニメーション制作は実際、アニメ受注42億円 アニメ制作54億円でなんと-12億円の赤字
制作原価を渋ると品質を下がってしまうことはせず、版権を売って回収して純資産がどんどん積みあげて回収した資金を新作への投資をするビジネスモデル
しかし、今期は前年期のワンピース効果の反動減があったが、厳しい時期にエンタメは求められるのかしっかりと業績は上げられそう
今後の成長戦略
・現在は日本で作って海外でローカライズする方法だが、海外のニーズに合わせたものも制作する ・TVや映画の放映終了とともに人気が落ちていったが作った作品の継続に注力する。 ・コミック原作多いからオリジナル作品も注力する
しかし2個つほど気になったことが
・ジャンプ系の作品に強いのに、鬼滅の刃の制作はufotabelソニーエンターテイメント系がやっているので取れなかったのは、なかなか痛いのではないかと思う
・海外発信でのコンテンツを創出するのは、なかなかハードルが高そうだ。媚びずに作ってきたものが受けているのに、ローカライズをしてしまったら埋もれてしまいそう
日本アニメの規模はまだ世界では映画ほど大きくないし、日本国内でも実写>アニメの構図である限り成長余地はあるし、個人的には日本アニメは世界では何十年も先を歩んでいるとは思う。いくら中国が台頭しても、作品の自由度がないので面白い作品を連発することはできないから、アニメコンテンツの銘柄には投資をしたいと思う
でも僕の本命はバンダイナムコです。
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